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広報誌 ネット&ライン No.125 2009 夏号
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セキュリティ対策シリーズ
日常に潜む危険度チェック〜セキュアポイント〜VIII


セキュリティで重要なことは、リスク認識です。

このためには、 以下のことが必要となります。
1.身の回りにあるリスクの認識
2.セキュリティ対策を行う目的の理解
3.リスクに対する対策を考える力を身に付ける

 本誌では、職場に潜む危険度チェックとして、日常事務の一例を御紹介します。
 普段の仕事の流れ、そして行動パターンの中に、思わぬ危険が含まれていることもあります。何気ない振る舞いの中で思いつくことがないか、気懸かりとなっていることがないのか、読者の皆様にも一緒に考えていただき、セキュリティ対策の参考としていただきたいと思います。

◆ 例 ◆
 電子メールを使って個人情報を送信しようとしています。
 受信メールの確認をし
ています。

パソコンでメールを送受信する様子


このとき、あなたは何に注意しますか?

電子メールは、手軽で便利なコミュニケーションツールとして広く利用されていますが、電子メールの機密性及び信頼性は完全とはいえません。盗み見や情報流出の危険もあり、また、中継機器等のトラブルにより遅配や紛失の可能性もあるといった電子メールの性質を理解し、利用に当たっては十分に注意する必要があります。




送信先の確認
誤配しないように、送信時には、再度宛先を確認するようにしましょう。また、複数に送信する場合は、誰に送られているかが知られてもよいのか、すべての相手に知られてよい内容かどうかにより、TO、CC及びBCCの使い分けをするようにしましょう。
分類 使い方
TO(宛先) 主たるメッセージの届け先。カンマで区切り、複数のメールアドレスに送ることもできる。
CC
(Carbon Copy
:複写)
本来の受取人以外に、参考で情報を送りたい場合に使う。TO及びCCで指定された者の全員が、誰に送られているかを確認できる。
BCC
(Blind Carbon Copy
:隠し複写)
TO及びCCで指定された者には分からないように、同じ内容のメールを送りたい場合に使う。
送り先を伏せて、秘密裏にメールのコピーを送りたいときに使う。


個人情報等の暗号化

万一に備え、個人情報など特に重要な情報を送信する場合は、暗号化や読取りパスワードを付ける等の対策を行いましょう。
 暗号化する場合は、相手も同じ暗号を読める環境であることを確認する必要があります。


メールの大きさ確認
中継機器、メールサーバ等に過大な負荷をかけないようにするため、また、組織によっては大量の情報送信を防止するため、メールの大きさを制限している場合がありますので、メールの大きさ(添付ファイル)が過大にならないように注意しましょう。


相手先利用環境への配慮
正しく情報が伝わるように、メールを送信する際には、相手のパソコンの利用環境(ソフトの種類、バージョン、機種等)に配慮しましょう。
 機種間で互換性がない場合(文字化けする:完全性の問題)がありますので、例のように機種に依存する文字は使用しないようにしましょう。
機種間で互換性のない文字


コンピュータウイルス感染対策
ウイルス感染を防ぎ、拡大させないために、信頼できない相手からのメールや添付ファイルは不用意に開かず削除しましょう。
  メールを送信する場合にも、不正なプログラムの組込みができるHTML形式を使用しない、ウイルス対策ソフトを導入するなどウイルス感染のリスクを軽減するように心がけましょう。


見ず知らずの相手への返信
発信者へ自身の情報を不用意に渡すと、悪用される危険がありますので、見ず知らずの相手からのメールにむやみに返信しないようにしましょう。


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