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広報誌 ネット&ライン No.91 2001 冬号
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−市町村情報化研究会文書管理システム開発部会成果発表会講演の要旨−
財団法人岐阜県市町村行政情報センター情報管理課

 平成12年10月31日から平成12年11月1日の2日間にわたり岐阜産業会館で開催しました平成12年度市町村情報化ソリューションメッセにおいて、平成12年10月31日に藤田衛市町村情報化研究会文書管理システム開発部会長(大垣市企画部情報企画課課長補佐)から文書管理システム開発部会の成果発表が行われましたので、その要旨について紹介をさせていただきます。(詳細は、県、市町村等あて送付します講演概要を御覧ください。)
 市町村のIT戦略の目標
 市町村のIT戦略の目標として、「電子市役所・役場の実現」が求められています。
 電子市役所・役場には「Cyber Public Office」、「Electronic Public Office」の二つの意味があります。
 電子市役所・役場(Cyber Public Office)とは
 「Cyber Public Office」とは、インターネットの世界、Cyber Spaceに構築される市役所・役場のことです。
 インターネットの世界に市役所・役場を構築し、そこに窓口を設けることにより、時間と空間の制約を受けない、すなわち、24時間、365日、自宅、職場を問わない住民サービスを実現することです。
 これらは、インターネットやネットワークを住民との接点とし、情報の電子化と情報システムを活用することによって実現することができます。
 電子市役所・役場(Electronic Public Office)とは
 「Electronic Public Office」とは、「Cyber Public Office」を実現する現実世界の市役所・役場のことです。
 「Cyber Public Office」を実現するためには、現実世界の市役所・役場を、高度に電子化する必要
があります。このためには、
・ 電子による情報管理
・ 他の行政機関(国、都道府県)との電子情報の共有・交換
・ インターネット(Cyber Space)との自動連係
 が必要となります。
 文書管理システムとは
 文書管理システムは、単なる文書を管理するツールではなく、総合的な行政情報の管理システムです。
 言い換えると、電子による情報管理を行う電子市役所・役場へのファーストステップとなるシステム、情報共有・情報公開の中核となるシステムです。
 電子市役所・役場の実現に向けた文書管理システムの機能
 電子市役所・役場を実現するために、文書管理システムでは以下の機能を持つ必要があります。
「電子化された情報管理」 
・電子文書+紙文書の総合的な管理
・電子決裁(ワークフロー)の実現 
・電子文書の庁内での共有・交換
「他の行政機関(国、都道府県)との電子情報の共有・交換」
・電子政府等との電子文書の交換「インターネット(Cyber Space)との自動連係」
・インターネットを活用した文書情報公開
 文書管理システムの各機能
文書管理システムの各機能の詳細は以下のとおりです。
「電子文書+紙文書の総合的な管理」
・ 文書の作成、収受、発議・起案、回議・供覧、保管・保存、公開、廃棄に至 るまでの文書のライフサイクルの全般にわたって総合的に管理
・ 電子文書及び紙文書の両方の一元管理
・ 文書を作成するワープロソフト等OAソフト、財務会計システム等業務シス テムとのデータの連係
「電子決裁(ワークフロー)の実現」
・ 電子文書(レスペーパー)による回議・供覧
「電子文書の庁内での共有・交換」
・ 共有範囲の指定による庁内での文書の共有
・ キーワードによる文書の全文検索
・ 庁内での電子文書の交換
・ 文書様式の共有
「電子政府等との電子文書の交換」
・ 電子メールによる電子文書の送付
・ 総合行政ネットワークによる電子政府との電子文書の交換
「インターネットによる文書情報公開機能」
・ 文書目録のインターネットでの公開
・ インターネットでの公開請求