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広報誌 ネット&ライン No.94 2001 秋号
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随想

 上石津町は、岐阜県の西南端、三重県、滋賀県に接し、清流牧田川と緑豊かな山々が織りなす美しい町です。
 21世紀を迎えた今、「住むまち上石津」をテーマに掲げ、私たちの次の世代に本町の豊かな自然、郷土の文化や歴史を継承するため、暮らしの中に真の幸せを感じられる、新世紀に開かれた魅力ある地域の創出を目指しています。
 多良峡の渓谷美、牧田川の水資源、鈴鹿・南宮山系の緑あふれる自然環境を生かした、21世紀にふさわしい「多自然居住地域」として本町を位置付け、環境に優しい新エネルギー事業にも取り組んでいます。

▲牧田川
緑と人の交流施設「緑の村公園」や、町出身の作曲家江口夜詩を顕彰した「日本昭和音楽村」を中心に、訪れる人、住む人に安らぎを与える町、心のふるさと上石津へ是非お越し下さい。


▲長彦神社の紅葉


▲紅葉の多良峡

"住むまち上石津"の時代へ
〜第三次総合計画から第四次総合計画へ〜

 上石津は豊かな自然に恵まれた中山間地。いわゆる、都会に近い田舎です。21世紀、このような中山間地は"人間が本当に豊かに暮らせる場所"になるといわれています。それはなぜでしょうか。
 戦後50年で日本はとても豊かになり、様々な技術が驚くほど進歩しました。高速道路などの交通網が整い、都会と田舎はぐっと近くなりました。インターネットなど通信技術の発展は、都会でも田舎でも同等の情報ネットワークを可能にしました。機械化が進んだ農業は、肉体労働ではなくなりつつあります。
 つまり、以前は所得のために故郷を捨て、都会に住むことも仕方ありませんでしたが、21世紀はこのような発展により、田舎で所得を得る方法が多様に生まれるわけです。自然の中で豊かに暮らす・・・・・・21世紀の田舎では、それが実現できるのです。


▲町営住宅「リシゾンワカミヤ」
 しかし、考えねばならないことは"上石津らしさ"。同じような環境の田舎は日本中にいくらでもあります。その中で、上石津はどんなスタイルを築いていくか、それが第四次総合計画のカギになります。
 中でも、環境に配慮した生活スタイルを考えることは、重要な課題でしょう。自然と共生するため、私たちの生活スタイルを今一度見つめ直さなければならないのです。例えば、電気の使い方は正しいだろうか、と考えてみて下さい。クリーンなエネルギー源として太陽光発電や風力発電も考えられるでしょう。進歩したテクノロジーがあるからこそ、環境に優しい生活も実現できるのです。
 1993年に策定された第三次総合計画(グリーンバレー計画)では、2002年を目標に、21世紀も視野に入れたまちづくりを行ってきました。
 そして、2002年には上石津の将来の生活スタイルを提案する第四次総合計画が策定されます。

"音楽によるまちづくり"
〜日本昭和音楽村・「江口夜詩記念館」〜
 音楽は時代を映す鏡。日本昭和音楽村では、音楽とともに激動の昭和という時代を表現し、全国に向けて情報発信を行っています。美しい水嶺湖畔、多くの人が音楽を親しみ、音楽を通して温かい心の交流を図っています。
 江口夜詩記念館は本町出身の作曲家、江口夜詩の功績を称えて造られました。氏の資料展示コーナーや音楽ホールなどを備え、音楽文化振興の核となっています。金管楽器のホルンをイメージしてデザインされた美しい外観が、水嶺湖畔の自然と調和しています。

▲水嶺湖畔に面した日本昭和音楽村

▲ホルンをイメージした記念館


▲緑の村公園
"緑と人の交流"満足度100%
〜緑の村公園〜
 緑の村公園は緑あふれる自然公園。都市の人との交流の拠点として、年中楽しいイベントが開催され、草木染めや陶芸など体験教室も充実。宿泊施設「奥養老」、テニスコート、グラウンドゴルフ場、バンガロー村など施設も完備しています。
 「もんでこ」という方言は、時山地区の方言で「帰っておいで」「戻っておいで」の意味。夏の上石津の一大イベント「もんでこかみいしづ夏まつり」も緑の村公園で開催されます。