| 広報誌 ネット&ライン>No.95 | 最新号 | バックナンバー | ||||||
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今の世の中IT、ITですよね。 しかし、ひと昔前はOAだったんですよ。IC?ID?IT?なんのこっちゃ、インターネット…かな? まぁ、そんなことはどうでもいいです。 OAに疲れ、ITに悩む独り言でも綴る事にします。 私が30年位前、役場に就職してくれと頼まれたとき(頼まれた訳です。当時給料の安い役場に入る若者なんていない。)私は、ソロバンができないし、字が下手だから嫌と答えました。「大丈夫、計算機と和文タイプがあるから」と口説かれて入りました。ありました、和文タイプやりました、最終的にはB5用紙びっしりの原稿が1時間位で打てるように… ありました、ジャリジャリチーンガチャンコの計算機とでかいボタンの電光掲示電気計算機でした。でも、なかなか使わせてもらえません。使えるのは、税務とか土木積算の人間だけで困りましたね。 当時は、技術革新時代で卓上計算機がどんどん小さくなり、個人でも手に入る時代が訪れていたのです。役場では買ってくれないから個人で沢山買い、機能アップするたびに買い換える訳です。 これはアホだと思っていたとき、8ビットマシンが発売されましたので、早速飛び付きました。本体、ディスプレー、プリンター、データ保存用のテープレコーダ(テープレコーダーですよ!)など一式、当時で80万円位したかな。同時に変な物も買いました。ファミコンです。ファミコンが世の中にでた次の日には持っていました。馬鹿ですね… ゲームは1か月位で止めました。やはりコンピューターの方が面白かったです。BASICでしたけど、プログラミングをして思うように動いた時の感動はゲームより数段面白かったですね。そして、若い情熱を燃やしたのは仕事に生かすソフトの開発です。しかし、思うように行かない訳です。当時素人では無理だったんですよね。 次は、MS-DOSマシンの時代でした。これもすぐ買いました。これは何とか使えるレベルまでには達しました。 今度は次から次にでてくるデータベース、表計算ソフトなどの解説本とソフトの購入、これが大変な費用でした。理由はバージョンアップです。特にワープロには困りました。沢山の種類があり、役場ではどれがいいのか試そうとして、親指ソフト、一太郎、ユーカラetc10を超えるソフトの操作方法をいろいろ覚えました。 今でも思いますがコンピューターに向かっていると、ゲームで遊んでいると思う輩や上司がいる訳でして、馬鹿野郎ですわ。安い給料の中から自分で機械を買って、仕事をOA化してやろうって思っているのに「クソー」って感じでしたね。実は、当時少しづつ役場でも機械が導入され、実際に遊んでいるバカがいるから仕方無かった訳ですが…(今でも少しいるんですよね。そう云う輩)悔しかったですね。それとは別ですが、コンピュターを使いたがらない方々は、便利さを知らない人という意味で気の毒に思いましたね。 当時は、総務係長でして、OAがどうのこうのと言う議論の中心に居たこともあり、真剣にいろいろ考えた訳です。例えば初期の目茶高い8インチフロッピーワープロは1台しか導入しませんでした。すぐに卓上型が世にでると信じていましたから、出ると直ちに全課に配布しました。ファックスは導入しませんでした。それは、普通紙ファックスがでるまではと思ったことと、もう一つの理由がありました。ファックスは、県からすぐ回答を求められるからです。なければ1〜2日は時間が稼げる訳ですから… いい時代でした。詰まるところ自分は皆より面倒臭がりで、横着で、事務をオートメション化したかっただけでしょうね。この頃の社会は、OA化時代だったと思います。 当時、情報センター主催のパソコン研究会第一期生のメンバーになっていまして、分かりもしないで大変失礼な意見を言い続けた気が今しております。誌面をお借りしてお詫び申し上げます。
21世紀を迎え、ITの時代です。政府が情報の自由化を打ち出したときはその意味が分からなかった訳でしたが、インターネットの世界や携帯電話の普及などを見るとき確かにIT(インフォメーション・テクノロジー)時代を実感せずにはいられません。政府が強制するIT講習(個人的には教えてもらうことでなく、独学するのが正しいと思いますが)や住基ネット網構築・ナビゲーションシステムの利用充実etc情報が価値として認識され情報が社会を変え、情報が社会を動かす強力な原動力となり得る可能性が見えた今、ITがモバイルからウェアーに、そして人体への埋め込みツールへと変貌を続ける道筋が見通されるこれからの時代、技術やソフト革新は5年先、いや1年先の見通しも定かでないほど恐ろしくも楽しみな時代の到来です。その大きな波を向かえ、行政が庁舎内のOA化(庁舎内LAN構築、グループウェアーなど当然整備)から真に抜け出して、町民・市民に如何にそのITの恩恵とサービスを与えもたらすか。その為に「今行政は何をすべきなのか。」を時代から問われていると思います。そんな事を考えていると頭が痛くなるのです。よってこの問題は、21世紀を生き抜く若い職員に任せます。 | ||||