| 広報誌 ネット&ライン>No.97 | 最新号 | バックナンバー | ||||||
|
||||

300年ぶりに蘇る名作 −ヘンデルの「グローリア」− 2001年3月、それまで全く知られていなかったヘンデル(1685〜1759)の作品「グローリア」が「ロンドンにある王立音楽院で発見された。」というニュースが大きな話題を呼びました。ヘンデルは、ドイツに生まれながら生涯の大半にわたりイギリスで活躍し、特に華やかなオペラや劇的なオラトリオ、そのほか声楽曲や管弦楽曲で数多くの傑作を残したバロック時代の巨匠です。そのような大作曲家の作品がおよそ300年もの間、人々の眼に触れることがなかったということはきわめて稀であり、また、それが生前自らの作品管理には熱心だったとされているヘンデルのものであっただけに、研究者にとってはまさに衝撃の大発見でした。 当然のことながら、その事実を知った人々の関心は、その作品が一体どのような曲なのかに集まっています。 「グローリア」とは、カトリックの典礼ミサの1曲で「栄光の賛歌」に当たります。今回発見された「グローリア」は、独唱ソプラノとオルガンを含む小アンサンブルのために書かれ、これまでに知られたどのアリアに優るとも劣らない旋律の美しさと華麗な技術を披露するための豪華な装飾音がちりばめられたクオリティの高い作品のようで、研究者の間でも今後はヘンデルのポピュラーなレパートリーとして定着することは間違いないといわれています。 どのような曲か聴いてみたいという要望に対して、早々と世界初録音のCDが発売され、また、世界各国での初演が予定されているようです。もちろん、CDは現在日本でも入手することができますが、知られざる名作の復活はやはり生の演奏で聴いてみたいもの・・・それが、ようやくこの夏、日本でも実現することとなりました。それも、日本のオリジナル楽器のスペシャリストを擁して結成し、国内のみならず世界中で高い評価を得ているオーケストラと合唱団、バッハ・コレギウム・ジャパンと超絶的なコロラトゥーラとリリックな声を併せ持ち、内外で幅広い活動を繰り広げているソプラノ歌手の天羽明惠という理想的な組み合わせによる公演です。 300年の時を経て蘇る名作に酔いしれるまたとないこの機会に胸が高鳴ります。 |
| ●特別企画公演 No.1 バッハ・コレギウム・ジャパン(古楽オーケストラ&合唱),天羽明惠(ソプラノ)&鈴木雅明(指揮)
![]() | ||||||||
| サラマンカホールの国際交流 〜ハンガリー | ||||||||
ヨーロッパ諸国の中で唯一アジア系民族の国であり、その二つの文化が融合していることで不思議な包容力を持つハンガリー。音楽の分野では、ジプシーなどの民族的な旋律や特徴的なリズムの魅力によって、親しまれているだけでなく、リストやバルトーク、コダーイなどの偉大な作曲家を輩出してきました。リスト音楽院は、フランツ・リストが初代総長を務め、バルトークやコダーイなども学んだ世界を代表する名門校です。サラマンカホールでは、リスト音楽院から教授を招き、マスター・コース及び教授によるマスター・コンサートを開催しています。また、マスター・コースでは、リスト音楽院への短期留学制度も設けています。 | ||||||||
●リスト音楽院 マスター・コンサート
| ||||||||
| その他コンサートのご案内 | ||||||||||||||||||
◆ポピュラー・シリーズ No.1高嶋ちさ子(ヴァイオリン)&加羽沢美濃(作曲・ピアノ)
| ||||||||||||||||||
| ◆ランチタイムコンサート 毎月第2火曜日 12:20〜12:50 入場無料
◆青少年のためのコンサート 《ホリデー・ミュージック》 7月7日(日) 弦楽器の世界へようこそ 貴田友子・綾川智子(ヴァイオリン)、中村暢宏(ヴィオラ)、松井美佳(チェロ)、松山大樹(コントラバス) 8月24日(土) 歌って大好き!!! 萩原加緒理(ソプラノ)・広森アケミ(ピアノ) いずれも11:00〜12:00 入場無料(要申込) 《ホリデー・ミュージック・スペシャル》
|
【お問い合わせ先】
|