| 広報誌 ネット&ライン>No.97 | 最新号 | バックナンバー | ||||||
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![]() ▲日本ライン下り |
坂祝町は、各務原市、関市、美濃加茂市、可児市及び犬山市(愛知県)と周囲がすべて市に接する位置にあり、面積12km2余りの町で、世界に向かって躍進するRV自動車を生産する産業の町でもあります。 東には遠く御岳、南アルプス、北に白山の山並みで見晴らしは抜群といえます。西には永禄8年(1565年)、織田信長による美濃攻略の先陣をきった丹羽長秀の家臣、河尻鎮吉(しげよし)によって落城した猿啄(さるばみ)城址(砦城)が今も歴史を刻んでいます。目を南に転ずると、眼下には木曽川の悠久の流れを受ける豊かな自然があります。 当町は、昭和58年9月に台風豪雨による大洪水で周辺は大きな被害を受けました。この水害を機に、木曽川右岸沿いに国直轄築堤事業が行われ、堤防管理道路を利用しての遊歩道「日本ラインロマンチック街道」を整備しました。左に木曽川、右に中山道を…故に、この豊かな自然を次なる世代につなげるため、8年に町第3次総合計画を策定し、「人と緑が輝く ふれあい生活拠点都市 さかほぎ」を目指して様々な事業を展開しています。 |
| 人と人、人と自然のふれあい 猿啄(さるばみ)展望台 9年に「坂祝誕生100周年」を記念して、猿啄(さるばみ)城址に展望台を建設しました。さらに、地元の有志会の協力で登山道が整えられ、季節を問わず歴史のロマン探訪はもとより、多数のハイカーが訪れています。展望台からは眼下に県境となる木曽川・日本ライン下りが見え、水と巌がぶつかって山水画の絶景を造り出しています。 |
![]() ▲猿啄城展望台と遠景 |
| 成人の日・敬老の日 昭和56年、成人の日を記念して、新成人に郷土上空から、地域のすばらしさを認識してもらうため、25人乗りヘリコプターによる郷土記念飛行を開始しました。以来この飛行を21年間にわたり行っています。 また、敬老の日には、町の発展に貢献を戴いたお年寄りの皆様にも、記念飛行を楽しんでもらい、一面に拡がる郷土の素晴らしさを満喫していただいています。 |
![]() ▲成人式郷土視察飛行 |
| 夏祭り | |
![]() ▲夏祭りオープニング |
夏のイベントは、それまで行政主導で毎年行われてきた画一的な夏の風物詩「盆踊り大会」ではなく、民間の力を集めて”かわらなきゃさかほぎ”と銘打って、商工会等が主体となり、実行委員会を立ち上げ、行政と協働し、企画と運営がスタートしました。 この試みは、1つの事業を共に作り上げた充足感と、それまでかかわりのなかった人々との連帯感を生み出し、毎年開催することになった「夏祭り」の布石となっています。現在では、バザー、ステージイベント、プロ歌手の出演、花火の打上げなど町民はもとより、近隣の人々の参加も増え、活況を呈するに至っています。会場は、木曽川の河川敷を利用し、川面を渡ってくる風の香りは、自然とかかわりながら夏の夜の風情が一層身体を癒してくれます。 今年は7月27日の開催が決定しており、既に実行委員会が活動を始めています。また、秋の町民祭りも、夏祭り方式を取り入れたことにより、運営に多様性が生まれ有意義な催しとなっています。特に地元高校生が企画委員に加わり、若い世代の意見、感覚を取り入れたことにより、若年層のイベント参加と来場者が増え、活気があります。 |
| 備えあれば・・・ 昭和58年の水害を機に、住民の防災意識の高揚と、備えの大切さをあらためて認識し、町としても防災事業に取り組んできたところです。 東海沖地震等の発生は、専門家が口を揃えて、地震の可能性は100パーセント近いと予想しており、阪神・淡路大震災の折に問題となったライフラインの確保は町にとっての大きな課題として受け止め、特に飲料水の確保、非常用食料の備蓄を行うなかで、12年度には循環式の地下タンク(60t)を小学校敷地内に、さらに、13年度には40tの耐震性飲料水タンクを団地内(415戸)に設置して、不意の災害に備えているところであり、14年度にも1基の増設を計画しています。 |
![]() ▲非常用飲料水タンク |
| 広域での取組 | |
![]() ▲RV自動車 |
坂祝町は、日本ライン下りの行程の中でも、とりわけ風光明媚な場所にあり、周辺市町村の有志が集まって「日本ライン共和国」を設立し、「点」としての観光拠点ではなく「面」を線で結んだ広域での観光施策を展開しているところです。 近年、ハイキングや軽登山の普及は、人々に地域を知ってもらうよい機会を提供しており、木曽川堤防を利用した日本ラインロマンチック街道などの散策コースの案内に力を入れているところです。 パリ・ダカールラリーで優勝を幾度も飾ったRV自動車は、町内の企業で一貫生産しており、優勝ドライバーとそのRV車を町に展示しながら小学生との交流を図ることや、町内にある自動車短大のソーラーカーが中国大陸のシルクロードの一部を走破した話題を提供するなど、乗り物の町として施策展開を模索しています。 この施策の1つとして、町内に散在する旧国鉄、JR貨物が使用している貨車入替動車の動態の姿は実に懐かしいものがあり、自由に見学していただきながら、他の観光施設との連携を図り、誘客に努めているところです。 人口わずか8,800人余のコンパクトな町ですが、水と緑に触れることができる、豊かな自然を有する坂祝町を一度思い浮かべてみてください。 |