| (1) |
各ベンダとの調整(各市町村が別々のベンダの場合)
異なるベンダのシステムの場合、各ベンダの全面的な協力が必要となるため、各市町村それぞれにおいて責任と主体性をもってベンダと連絡調整を行う必要がある。
ベンダとしても自社のシステムが利用されなくなるという危惧から、非協力的になる可能性や対応に莫大な改修費を要求する場合もあるため注意する必要がある。 |
| (2) |
システム選定の協議(各市町村が別々のシステムの場合)
各市町村はそれぞれ違う仕様のシステムを用いている場合が多いため、合併による制度の統一化とともに、どの団体のシステムに統合するか協議を行う必要がある。
それぞれのシステムに応じて、専門部会、分科会等を設置して、制度の統一化と併せて検討する。
システム選定の協議においては、それぞれの市町村が慣れ親しんでいるシステムを推すため協議がまとまりにくい。このため、事前に一定の考え方や選定基準を設けておくと調整がしやすい。 |
| (3) |
システム仕様の協議
たとえ同じベンダの同じシステムであっても、個別のカスタマイズが行われている場合が多く、各システムの仕様を調査し、相違点を明確にする必要がある。
各市町村においては、それぞれのシステムの画面や出力帳票等を洗い出し、それらの統一に関した協議を行う。 |
| (4) |
データ形式の変換(各市町村が別々のシステムの場合)
システムの選定及び統一のシステム仕様が決定されたら、統合するシステムに合わせデータ形式の変換をベンダに委託する。
特に文字コード(外字)の違い、データレイアウトの違い及びデータ構造の違いにより、所要の経費は大きく異なる。 |
| (5) |
キーコード等の再付番・データの併合
システム内の各データは一意のコードが付番され管理されていることから、データを併合するためにはキーコード等を再付番する必要がある。
特に住民情報においては、今まで利用していた住民コード、世帯コード、住所コード等が変更されるため注意が必要である。また、合併基準日前の納税通知書等による収納消し込み等の処理が可能となるように、しばらくの期間、合併前のコード等を用いることができるようシステム的な対応が必要である。 |
| (6) |
システム仕様変更に伴うシステム改修
システムの画面や出力帳票の様式の統一等に関しての協議結果に基づき、システムの改修をベンダに委託する。 |
| (7) |
ハードウェアの設計
合併により、各市町村のデータを併合する必要があるが、データ量が増えることから現行ハードウェアでは性能、容量等が不足する可能性がある。
このため、ハードウェアの増設や更新等の対応方法を明確にする必要がある。 |
| (8) |
ハードウェアの調達
新市用機器による統合システム及びネットワークの充分なテスト、検証・確認が必要となることから、機器等の調達時期は、これらの期間を勘案して決定する必要がある。 |
| (9) |
システムの導入及び併合されたデータの移入
システム仕様変更どおりシステム改修がされているか、データの欠落・重複がないかなどシステム及びデータを高精度に保持することが必須となるため、市町村職員での検証・確認が必要となる。 |
| (10) |
統合システムの運用開始
システムの運用開始に先立ち、いままで利用していたシステムと異なる場合には、システムの操作研修を充分に行うなどの配慮が必要となる。 |